コンセプト

高断熱・高気密

高坂ホームの特長その1は、住宅性能(高断熱・高気密など)です。まずお客様の声からご紹介します。

お客様の声 帯広市Tさま

「ストーブの周りだけが暑かった昔の家と違って2階もトイレも快適な暖かさです。セントラルパネル暖房で床がポカポカしていて気持ちいいし、結露やカビなども無縁。高坂ホームさんの建てる家は性能が確かだから安心しておすすめできます。

高坂ホームは設計事務所で働いていた高坂幸則(こうさかゆきのり)が帯広で1984年に創業した住宅会社です。当社の特長は主に
1 住宅性能・品質(高断熱・高気密など)
2 要望・意匠・動線を踏まえた設計・デザイン
3 維持費負担の少ない家づくり
の3点ありますが、まずは
1 住宅性能・品質(高断熱・高気密など)
からご紹介します

1984年の創業から2×6が標準

住宅性能に関しては、1984年の創業当初から枠組壁工法(通称ツーバイフォー工法)を採用しています。1977年にカナダで住宅建設現場を視察し、その施工性の良さ、断熱気密性能を高めやすいメリットが大きいと考えたからです。以来、高坂ホームは新築住宅全てに「枠組壁工法(通称ツーバイフォー工法)」を採用しています。

そして創業当初から、当時一般的だった2×4(ツーバイフォー)ではなく、2×6(ツーバイシックス)を採用していました。
2×4は壁の厚みが89ミリ、
在来工法は105ミリ、そして
2×6は140ミリです。

当時、他社は2×6はコストアップになるため採用していませんでした。しかし当社は耐久性、耐震性、そして断熱性能において、2×6が丈夫で暖かい、省エネで住み心地の良い家になると考え、全棟採用を決めました。

高坂ホームが採用する2021年現在の住宅仕様です。基礎、床、壁、窓、天井、屋根などをどのような仕様にしているか、ご質問いただければご説明させていただきます。

目に見えない部分の施工が大事

住宅の暖かさや省エネ性能に関しては、断熱材の種類や厚さも大事ですが、断熱・気密施工が、基礎、壁、天井の中など、目に見えない場所にあることを忘れてはいけません。

住宅の断熱・気密性能を確保するためには、住宅会社の経営者、設計者、現場監督、そして大工はもちろん、内装、電気、設備工事の技能者などが断熱、気密の理屈を理解し、正しい施工方法で作業し、何よりも責任感を持って仕事に取り組む必要があります。

そして住宅が完成した際に、気密測定を行って所定の数値、性能が出ているかを確認、点検し、性能確保と継続的な技能向上につなげています。

高坂ホームは1988年には「R-2000実験住宅」において、50paで漏気回数0.39回/hという世界水準をはるかに超える結果も出し、以降、気密測定機を自社で購入し、気密測定を行っています。気密性能(C値)は0.5以下を最低条件として設定し、実際にお引渡しする住宅は0.2から0.35位の水準です。

換気システムを重視する理由は?

高坂ホームは、スウェーデン製の
24時間換気システムによる室内空気環境の改善も創業時から採用しています。

これは、住宅の結露やカビ、空気の汚れ、掃除やメンテナンスなどの負担などを総合的に考えると、住宅の換気はプロの住宅会社としておろそかにはできないと考えたためです。

マルチフレーミングシステムで施工性向上

枠組壁工法は、まず2×4材や2×6材の木材を組み「枠組」を作ります。この枠組に『構造用面材』を接合して剛性の高い版(ダイアフラム)を作る工法です。

これを住宅施工現場で大工(フレーマー)が施工するのが一般的な施工方法です。現場で床、壁などを順次作っていくので、その間に雨に濡れる恐れがあり、工期が左右されることもあります。

そこで高坂ホームは1993年に、天候に左右されない施工品質の確保と、大工など技能者の就労環境改善を目指し、十勝でも数台しかないマルチフレーミングシステムを設備投資し、壁パネルの工場生産体制を整えました。

フレーミングファクトリーと名付けた工場に設置したフレーミング台の上で大工があらかじめ壁や床を作り、それをトラックで運び、現場ではクレーンで一気に施工します。

雨に濡れる確率も減らせる上に、大工の負担軽減にもつながります。マルチフレーミングシステムは、ツーバイフォー工法が主流の十勝におい、現在でも数台しかありません。

大工・強力(協力)業者との連携

高坂ホームは、高断熱高気密の先進的な取り組み、そして設計・デザイン面で難易度の高い施工を必要とすることもあるため、腕の良い大工、そして基礎、内装、電気など各種専門工事会社の技能者たちの高いスキルを必要とします。

大工に関しては、独立当初から2×4を熱心に学び、実践する大工に協力を得ることができ、現在も当社の棟梁として活躍しています。また、当社で大工の腕を磨き、独立したフリーの大工もいて、当社の仕事が忙しい時は駆け付けてくれます。

家を建てるには10を超える専門業種の技能者が必要ですが、彼らの力を借り、ともに成長するために、当社では、ゆとりのある工期設定、緻密な工程管理と丁寧な段取りを重視してきました。

こうしたこともあってか、80%以上の協力業者さんたちとは30年以上のお付き合いです。当社では、高い施工精度を持った協力業者さんたちのことを「強力業者」と読んで、長年連携させていただいております。

大工、そして強力業者さんたちの力があるから、質の高い住宅が建てられるのです。

高坂ホームの3つの特長