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南欧の雰囲気たっぷりな住まい 帯広市Hさま
帯広市Hさまは、南欧スタイルの住まいを希望されました。テラコッタ調の寄棟屋根に塗壁と、外観から本格的。外から見えないよう、雨どいを収めています。
格子窓は、壁にはめ込んだような内付け。窓下をしっかり防水加工し、丁寧にコーキングを施しています。遠くからも目を引く美しい外観に仕上がりました。
玄関ポーチは円形に配した階段に支柱を添えたハーフラウンドの下がり壁と、意匠を凝らした造りです。
玄関土間のテラコッタ風タイルは、45度斜めに貼っていく4半目地のデザイン。ホールから始まる無垢の床材はヘリンボーンで仕上げました。窓の付いた階段室も絵になります。
当初から薪ストーブを希望されていたHさま。洗練された洋館に似合うホワイトの薪ストーブを採用しました。
H邸の建築では、輸入住宅で採用されているフィートモジュールを採用しました。在来工法の尺モジュールが910mmなのに対し、フィートモジュールは1218mmが建物の基本グリッドとなっているため、室内全体がゆったりとした設計になっています。
キッチンの天板は全てタイル仕上げ。奥行きのある天板は、作業性にも優れています。ホーローのシンクやシンメトリーに配した壁面収納など、本格的な洋風スタイルを実現しています。
サーモンピンクのアクセント壁がやさしい雰囲気の個室。建具はシックスパネルのデザインを採用。こちらも雰囲気を統一しています。
格子の付いた丸窓は、帰宅したお子さまの姿をキッチンから確認したいという奥さまの希望で、レンジフードの前に付けました。
本格南欧スタイルを細部まで実現したこだわりの一棟になりました。